ビートルズ&ストーンズの「ちょっとイイ話」


★最近の英紙に、
「67年当時のザ・ビートルズ&ザ・ローリング・ストーンズ」の意外なエピソードが掲載されていたので、ご紹介。

ビートルズ唯一の公認伝記本=『The Beatles:The Authorised Biography(68年、78年、86年版がある)を書いた英著名ジャーナリスト&作家ハンター・デイヴィス氏のコメントがこれ。

「実は67年頃、当時の世間ではライバル視されていたビートルズ&ストーンズのメンバー達とウェールズのレストランにディナーに出かけたことがあるんだけど、
なんとディナー後に出てきた請求書が£30!(今のポンド&円の価値で換算すると、約9万6千円)だったんだよ。

で、僕はその時£10(今の価値で約3万2千円)しか持ってなくて、
やばい!ってことで慌ててミック・ジャガーに助けを求めても『俺は今日1ペンスも持ってないよ』って断られて、
その話を聞いたレストランのウェイターも『食い逃げされちゃたまらない』と思ったのか、
僕らが逃げないように店のドアを締めてカギをかけてしまった(げっ、、、)。

どうしよう、、、ってことで全員が青くなっていたときに、
その場でふと履いてたサンダルの底をパカッと開けて£20を出してくれたのが、
なんとジョージ・ハリスンだったんだよね。
彼は生まれて初めての100万ポンドを稼いだときに『非常の場合のための£20を常に靴底にいれて持ち歩くようになった』らしいんだ。
おかげでほんと助かったよ。僕らも警察に突き出されずにすんだ」。

うわ、危機一髪、、、。

にしても、あのポール・マッカートニーやジョン・レノンやリンゴ・スター、
キース・リチャーズやチャーリー・ワッツも、
1ペンスも持たず他人と一緒にディナーに出かけたのだろうか?(汗)。

まぁ欧米ではこういう場合、「誘ったほうが支払う」のが通例ではありますが。
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