クイーンのテープ起こし/コレポンの週末

クイーンのテープ起こし/コレポンの週末

★Rockin'onは今、〆切直前!

筆者も今週末は、テープ起こしや原稿でまたもや土日が終わった。
キッチンの流し台はもの凄いことになってるし(使えるお皿が残ってないよぉ~)、
バス・ルームも汚れた洗濯物やシャンプーのボトルや石鹸etcがあちこちに転がったままだし、
各部屋のフロア、寝室のベッドの上まで資料の紙やCDや新聞雑誌etcで足の踏み場もない。

で、そんな中、
★長引いていたクイーン取材のテープ起こしをやっとこさ終え、たった今東京の粉川編集長あてに送ったばかり。

しかし、こういう各国の記者が集まって行うラウンド・テーブル形式の取材って、ほんっと訳すのが大変なんですよね。

みんなそれぞれの媒体によって特有の「訊きたい質問」があるし、話の内容もバラバラ。
しかも皆が限られた時間の中で、我先に自分の質問を優先しようと他人をけん制(時には邪魔したり)しながら話すし、
それぞれの国籍によって独特の訛りもあるし(特にオーストリア人等のドイツ語圏の人の英語は聞き取りにくい)、
それぞれの「お国柄特有の質問(11/9のブログでもお伝えしたイタリア人のオッサンは終始こればっかり。少しは音楽的な質問もすれば?)」があるしで、
場はまさにケオス。

そんな取材テープの中で使えそうな発言をピックアップしたり、
文法メチャクチャのブロークン・イングリッシュで喋る記者の質問を何とか日本語として意味が通るように訳したり、
くだらん質問はカットしたり、
イタリア人のオッサンの質問が出るたびにファック!と罵りながら一語一語、丁寧に起こしていったので、
いつもより倍以上の時間がかかってしまった。

なので、いつものような1本の取材としてのトータル性は全くありません。

でも、グループ中唯一の女性記者として、マナーを心得ない失礼な男どもを蹴散らしながらこれでもか!というほど訊いてやった(ひひひ、、、)。

今作『伝説のチャンピオン~』にまつわる各エピソードはもちろん、
クイーンのキャリアにおける大転換期になった80年代期のこと。
当時交流があったマイケル・ジャクソンのこと。
今年5月に遂に正式な「活動停止」を発表したクイーン+ポール・ロジャースのこと。
先日ブライアン・メイも誉めていたミューズの新作に対するテイラー氏の感想も出てくるし、
隠遁生活に突入して長いジョン・ディーコンの近況や、
もうじきDLオンリーでリリースされるというテイラー氏のソロ作やツアー、
最近ブログまで始めてすっかりPCナードと化しているブライアン・メイの近況etc。

予想していた以上に「濃ゆい」インタヴューになった(わ~~~い♪)。

★記事の掲載は、12月1日発売の次号です。
皆さんもぜひご一読を~。


さ~て、これから次の原稿にとりかからなきゃ。
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