★週末の3月25日(金)、
フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスがツアー先のボゴタ(南米コロンビア)で突如亡くなった(享年50歳)ことが、
BBCの緊急ニュースでも報じられていた。
ウクライナ戦地の前線で楽器を銃に持ち替えたウクライナの有名バンドのメンバーが、
英国で3月29日に予定されている「ウクライナ支援ライブ」を主催するエド・シーランに感謝の言葉を送っている携帯動画がニュースで放映された直後でもあり、
「今我々が当たり前のように享受しているノーマルな日常」がいつどんな形で破壊されるか分からない、
我々の命もいつどんな形で突然断たれるか分からない儚さをつくづく噛み締めている昨今、、、。
フー・ファイターズに話を戻すと、
彼らはここUKでもニルヴァーナ期から本国USより人気が先行していたこともあり、
自国バンドと変わらないほど英国人ファンに愛され、支持されてきた数少ない外国産バンドのひとつだった。
今回のテイラー・ホーキンスの死もまるで内輪が亡くなったようなショックと哀しみに満ちたトーンで大々的に報じられ、追悼記事も続々と後を絶たない。
90sグランジ世代を代表する名ドラマー、デイヴ・グロールが組んだバンド=フー・ファイターズで、
「ドラマーとして活動すること」の巨大なプレッシャーの中、
当のデイヴでさえ賛辞を送るほどの名プレイを確立してきたテイラー・ホーキンスへのリスペクトを公言する英国人ミュージシャンや評論家も多い。
今日はそんなテイラー・ホーキンスを偲ぶ企画記事×2をご紹介。
(1)英メディアFar Outが厳選する「テイラー・ホーキンスのドラム演奏が光るファー・ファイターズの名曲」×5曲。
↓
https://faroutmagazine.co.uk/taylor-hawkins-five-best-foo-fighters-songs/
(2)「テイラー・ホーキンスの天才的なドラム演奏のみで聴くフー・ファイターズの名曲」×5曲。
↓
https://faroutmagazine.co.uk/taylor-hawkins-foo-fighters-five-isolated-drum-tracks/
R.I.P.テイラー・ホーキンス。
我々庶民にできることは「いつ自分が死んでも後悔しないような生き方を心がける」ことしかないのかも。
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