待ち人のフェイバリット

待ち人のフェイバリット

昨日は日比谷の野音で「待ち人のフェイバリット 〜on the street corner〜」。
「待ち人が待ち人を待つ」というコンセプトでミュージシャン同士のセッションが行われるイベント。
そういうコンセプトなのに誰も待たず、誰にも待たれず、自分たちのロックを貫いた忘れらんねえよに始まり、長澤知之はandymori・小山田壮平と、OKAMOTO'Sは杏子&いまみちともたかと、そして秦基博はKAN&フジファブリック・山内総一郎と。
さらにアンコールでは秦と長澤がアコギで井上陽水と忌野清志郎の名曲“帰れない二人”を披露。どれも素晴らしかった。

それにしても、秦 基博って人は、誰かの歌をカヴァーするというときに素晴らしい才能を発揮する。
変にこねくり回すことなく、メロディや譜割りに素直に歌うのだけど、それが秦の声の力で違う色と広がりをもって響く。

日比谷は清々しく晴れて、日が暮れると少し肌寒かったけど、気持ちよかった。(小川)
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