昨日はテナーのCREATURE、そして今日はMORRIEのソロ・プロジェクト、CREATURE CREATURE。
「PURGATORY 煉獄」ツアー初日＠O-EAST。
いわゆる父の日、に煉獄……。

開演の18時、オンタイムに始まったのにはびっくりした。MORRIEやる気満々。というか、待ちきれなかったんじゃないか？
と一曲目を聴いて思った。
しかも、初日なのに驚くほどバンド・サウンドがしっかりとまとまってる。
まだリリース前なのにニュー・アルバム『INFERNO』(７月２１日発売)の曲を惜しげなくガンガンやっていた。
特に“Black Hole”はすごい。デスメタルとプログレが宇宙で激突・融合したみたいな、スリリングなギターがむちゃカッコいい。
個人的に“秘苑”もツボ。時空を超えたクリムゾン風ギターに激あがった。

終演後、MORRIEとちょっとだけアルバムの話をした。壮大なラストナンバー“Vanishing”が、DEAD ENDのラスト“冥合”と対みたいにも聴こえる、と言うと、「いや、あれは違うんですよ」といきなり深い話になりかけたが、まだまだたくさんの人が挨拶を待っていたので断念。ああ、気になる……。

ライヴが終って、スクリーンに追加公演が緊急告知された。
「7月25日　吉祥寺SETA
7月30日　目黒鹿鳴館」--。
キャア！と喚声が上がった。それに応えるように、スクリーンにはすかさず、

「SEE YOU IN HELL」。

地獄巡りは始まったばかり。


追記ですが。

足立祐二もライヴを観にきていた。
DEAD ENDのROCK IN JAPAN出演をかなり楽しみにしていてくれているようだった。まだ曲は決まってないけど、ガンガン攻めますよ、と言っていた。
おお！　ものすごく楽しみ。
今年の出演アーティストの中でも、「DEAD ENDが出るんですか!?」と業界関係者にかなり驚かれたブッキング。ファン以外ほとんどの人が観たことないと思いますが、ジャパニーズ・ロック史に刻まれた伝説をぜひ生で体験してください。
(井上)