忌野清志郎『Baby#1 』発売日に

忌野清志郎『Baby#1 』発売日に

一昨日5日は、忌野清志郎デビュー40年目の記念日で、『Baby#1』の発売日。 ニュースでも報じられていたが、タワーレコード新宿店では、夜9時から発売記念イベントが行なわれた。 ア・フラッド・オブ・サークルのライヴが終わって、bridge校了日で会社に戻らなければならないのに恵比寿から渋谷を通り越して新宿まで行ってしまった。
先日、毛皮のマリーズのインタヴューを行った時、志磨君が「雨あがりの夜空に」を歌うと張り切っていた。自分の誕生日前日とあって、ブログではなんとなくぼやかしているけど、内心かなりあがっていたと思う。
新宿タワー7階にたどり着いたら高橋ROCK ME BABYが、フルメイクで司会をしていた。 メンフィス名誉市民になり損ねた男・粟野さんもいた。 私がJAPANに入ったばかりの頃、おふたりとも東芝EMIで清志郎さん担当だった。高橋さんは、ライヴ当日となると情宣活動として駅前などで弾き語りで歌っていた伝説の人。
老若男女問わず、年配の方までニコニコ嬉しそうにステージを観ていた。
リクオは清志郎と共作した「胸が痛いよ」を歌った。
志磨は、弾き語りで「デイ・ドリーム・ビリーバー」を、そして清志郎さんの声が入った音源にのって「JUMP」と「雨あがりの夜空に」を歌った。独りでクラッカーをパンパンならしながら。ごろん、とひっくり返って股の間からクラッカーを放つ、お決まりのポーズもMCもやった。さらに、高橋ROCK ME BABYが銀色のマントをかぶせて退場。再び登場。退場。を繰り返す。清志郎に影響を受けたミュージシャンは言うまでもなく沢山いるけれど、ここまで無邪気にこんなことをやれる人はなかなかいない。完全にファンの気持ちでステージをやっているのがすごい。

終わった後、有賀幹夫さんの姿を発見。今月号JAPANで、清志郎さんと、ザ・ブルーハーツの、むちゃくちゃカッコいい写真を掲載させてもらったばかりだったので、直接お礼が言えて嬉しかった。イエローモンキー表紙号も本当にお世話になりました。
タワレコ渋谷店では有賀さんの写真がパネルで展示されている。そして、26日から大阪で写真展『NAUGHTY BOY』が開催される。関西近郊の方はぜひ生で体感してください! 東京展も引き続き企画中とのことです。
(井上)
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