んーーー、という唸り声とともに吐き出される言葉はまさに言語化できない心の結晶。
言葉の応酬で相手をねじ伏せるような高次元のラップは現在地を見失ってしまいそうな速さでリスナーをアルバムの世界へと誘う。
超高密度な音楽世界『Project K』に一度足を踏み入れると、KREVAというアーティストの20年の軌跡がフラッシュバック的に駆け巡り、気づけばラストトラック”New Phase”で掲げられたアーティストとしての矜持と未来への確かな希望に触れて息を呑む。その間、わずか30分ほど。
すさまじいエネルギーである。
AIを活用するなど最新鋭の音楽スタイルでありながらも極めてプリミティブ。ソロ活動をスタートさせた20年前から彼のスタイルは確立されていたし、この20年で凄まじい進化を遂げているし、また今の彼は極めて原始的な音楽衝動に則りその素顔をさらけ出している。
頂きの果てで紡ぎ始めたストーリーは再び果てしない旅路を描き出す。
所属事務所からの独立、ソロ活動20周年、通算10枚目のオリジナルアルバムという節目にKREVAは何を思い、何を作品に込めたのか。
そのすべてを語ってもらった。
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