今回、Maverick MomはJAPAN初取材だったのだが、実は前々からロッキング・オンとゆかりのあるバンド。というのも、高校生バンドコンテストを勝ち抜いて彼らはROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022のオープニングアクトとしてステージに立っているのだ。しかも、結成からわずか4ヶ月での出来事というのが驚きだ。
メンバーのうち3人が作詞作曲を担い、まだ活動開始から2年ほどだが楽曲のバリエーションの豊富さは圧倒的。インタビューではその秘密を、南出大史(Vo・G)の声が大衆に刺さる声だからこそ、中野武瑠(G)はとことんロックに、Switch ON(Dr)はオルタナな世界観の作曲へと邁進することができるのだと語ってくれた。
新曲“Transcend even God”は武瑠作の荒々しいギターが炸裂する攻撃的なロックチューン。しかも英語で綴られた歌詞で表現されているのはボースティングともとれるような強気なメッセージ。《ひたすら俺のロックを奏でるだけさ。》《全てはこの俺を軸に回っているんだって本気で思うんだ。》──まだ20歳の若さだからこそ、こんな曲を堂々と鳴らしているのが最高にかっこいいし、芯の太い演奏を聴くとそんな言葉が溢れてくるのにも納得感がある。
ぜひJAPAN8月号のインタビューを読んで彼らの無敵感がどこから来ているのか感じ取ってほしい。(有本早季)
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結成4ヶ月でROCK IN JAPAN FES.のステージに立ったMaverick Mom。その貫禄と無敵感はどこから来るのか? JAPAN初インタビューでひもときました!
2024.07.22 18:30