澤野弘之がトータルプロデュースを務めるNAQT VANEは、ボーカルのHarukaze、アートワークを手掛けるClassic 6を擁するチームプロジェクトとして始動した。
1月10日には全16曲を収録した1stフルアルバム『Dispersion』リリース。
実験的なサウンドからEDM、ポップス……澤野が掲げる超極細の針に的確に糸を通すHarukazeの繊細な発声は、楽曲ごとに寸分の狂いなくチューニングされている。
加えて英語的な発音で放たれる日本語詞と英詞がシームレスに行き来することで澤野が生み出す壮観なサウンドデザインの隙間を縫うように楽曲全体にまとわりつき、音を、そして耳をしっかりつかまえて離さない無二の力強さが彼女の歌声にはある。
つまりグルーヴが半端ないということなのだが、デビュー曲"Break Free”に始まりアルバム収録の最新曲"puzzle”に至るまで、これらは極めてNAQT VANE的なものとしてプロジェクトの根幹をなしている。
「裸の翼」を意味するNAQT VANEが動き出した背景からアルバム制作の裏側、これから成し遂げようとしている未来図について、インタビューで迫りました。
発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号およびrockinon.comにて公開中です。(橋本創)
『ROCKIN'ON JAPAN』3月号のご購入はこちら
NAQT VANEによって広がる澤野弘之の音世界──ボーカルHarukazeとのインタビューで1stアルバム『Dispersion』を解き明かす!
2024.01.31 18:00