ファンの間では最早当たり前になっているが、改めてPK shampooの波乱万丈ぶりはなかなか極まっている。
マネージャーの逃亡、ライブ会場での現金盗難、更にヤマトはテレビ番組で24年振りに父親と再開――など、普通だったら1発でもめげてしまいそうな事件が連発する中、2023年はそのマネージャーが残した未払金をツアーで返し、メジャーデビューを決め、主催のサーキットフェスの開催し、EPも2枚リリースし、バンドの勢いを加速させてきた。
隣の席で関係ない大学生に騒がれたらめっちゃムカつく(笑)。じゃあ、自分らでその騒いでる輪を広げるしか解決策はない
今回のインタビューでヤマトはこう語ってくれたが、きっと彼らにとっては喧騒も、波乱万丈な日々も、他の人が燃料にできないものすら、日々を楽しむために必要なものであり、PK shampooという輪っかを大きくするための材料に過ぎない。遊ぶように、友達を増やすように、感性と肉体を使って日々の楽しいを広げている。
人と音楽の力を信じ、自身の限界を突破&更新し続けるPK shampoo。
このインタビューを読めば、破天荒なのに愛されるバンドの原動力が分かるかも?
是非チェックしてみてください!(大橋麻里奈)
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