12月19日発売のCUT1月号には、西島秀俊さん×市川染五郎さんの対談インタビューを掲載しています。
明日からプライム・ビデオで独占配信が始まる、湊かなえの同名小説を原作とするドラマ『人間標本』。宿命の父・史朗と息子・至を演じるのは、活躍の場を世界へと広げている西島さんと、今回現代ドラマに初挑戦した歌舞伎界のホープ染五郎さん。インタビュー中に「互いのトーンが似ている」と語ってくれたおふたりに、互いの印象について訊くと次のように語ってくれました。インタビューから一部抜粋してご紹介します。
染五郎くんはすごく繊細に演技をする方なので、僕は好きなんですよね。微妙に揺れ動く心をその時々でちゃんととらえていて。リアルに動く瞬間、変わる瞬間みたいなものを表現しようとしていると感じました。お互いに芝居のやり取りをしているという実感がすごくあったんです。楽しかったですね(西島)
他にも撮影の裏側や、複雑な親子の関係性をいかに演じたのかをたっぷりと語り合っていただきました。西島さんの、常に「演じる」ということを超越して、リアルな人物としてそこに存在していらっしゃるようなお芝居に圧倒されます。もちろん脚本があって、それに沿ってお芝居をするわけなんですけども、西島さんはその範囲だけではなくて、そこで描かれていないところまで見えるような、その人物そのものを構築していかれるようなお芝居をされている印象があったんです(染五郎)
また、作品イメージに寄せた雰囲気たっぷりの撮り下ろしポートレートもお見逃しなく。今回の撮影ではあえて年代物のカメラと撮影機材を使用して、とことんシック&ミステリアスに撮影しています。シンプルだからこそより浮かび上がるおふたりの造形美にも注目してみてください。そして掲載カットとは一変、このブログに掲載のオフショットではにこやかな笑みをいただきました!
掲載号は、配信開始と同じく明日12月19日(金)発売です。ドラマを観る前にも、観た後にも、楽しんでいただけたら嬉しいです!(阿部文香)
CUT1月号は現在以下よりご予約可能です。