命題:「自分をどう見せるか」。役との共感と刺激を糧に、新たな表現の形を探る──崎山つばさ、CUT10月号に登場!!

命題:「自分をどう見せるか」。役との共感と刺激を糧に、新たな表現の形を探る──崎山つばさ、CUT10月号に登場!!

9月28日(日)から上演する『Reading Musical「BEASTARS」episode 1』に出演の崎山つばささんが、発売中のCUT10月号に登場!
原作は、肉食獣と草食獣が生活をする世界を舞台に、全寮制の学校へ通う動物たちが共存する道を探る物語。崎山さんは昨年の初演に続き、学校の絶対的カリスマであるアカシカ・ルイを<歌い手・読み手>として演じます。
本作は「Reading Musical」とあるように、歌い手・読み手/パフォーマーがそれぞれのアプローチから表現をして、朗読とミュージカルが合わさったような新しい形の舞台。昨年の初演を振り返りながら、気持ち新たに挑む今回の公演についてや作品への深い共感をじっくりと語ってくださいました。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介します。

体と声でふたりが違うことをする「Reading Musical」だからこその表現方法があるなと。たとえば悲しい歌詞の歌のパートで、パフォーマーがその悲しさを体で表現するなら、歌う僕は悲しさとは違う感情をプラスすることもできるんですよね。もちろん歌も同じく悲しさを表現する場面もあっていいんですが、必ずしも同じでなくてもいい。実際、普段の生活でもそういうことってありますよね。真剣に語りながらも、このあと何食べようかな?って考えたり(笑)。それを舞台でも表現できるなと思ったんですよ。ある感情に別の感情を入れて色のバランスを変えたり、感情のベクトルを変えたりもできる

ルイのプライドが高くて素直になれない部分にすごく共感できました。自分もこの仕事をする上で、自分をどう見せるかを常に考えているので。舞台に立ってお客さんの前で何か話す瞬間に、スイッチのようなものを入れるんですよ。作品に合わせて自分をどう見せればいいか、どう表現すればいいか考えてしまう。(中略)それが嫌なわけでもストレスでもなくて、役者としてこの世界で生きるならそれは覚悟しているというか、受け入れている。……ルイとは少し違うかもしれないけど、そういう共感をします

今回の舞台にはさまざまなフィールドの出自を持つ方が集まることから「異種格闘技みたい」と表した崎山さん。そんなキャストのみなさんから受けた刺激についても語ってくれています。
撮り下ろしポートレートは、じっとりとしたアンバーな雰囲気で撮影。また新たな一面を見つけていただけるお写真になりましたので、誌面でチェックいただけたら嬉しいです。誌面でのアンニュイな表情から一変、オフショットでは楽しげにCUTの「C」を作ってくれました!(阿部文香)

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CUT10月号は現在以下よりご購入可能です。

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