『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』、本日公開!
発売中のCUT1月号では、描き下ろしの表紙に加え、キャスト、スタッフ総勢19名が集結した『忍たま』大特集をお届け。高山みなみさん×田中真弓さん×一龍斎貞友さんの座談会、関俊彦さんインタビュー、大西流星さん×藤原丈一郎さんのインタビュー、そして原作・尼子騒兵衛さんのインタビューに続き、ここでは藤森雅也監督、阪口和久さん(脚本)、馬飼野康二さん(音楽)、新山恵美子さん(キャラクターデザイン)のみなさんのインタビューを、それぞれ抜粋してご紹介します。
時代劇としての土台がしっかりしている、そのおかげで作品に深い懐ができているのが『忍たま』シリーズの魅力だと改めて感じました。そのおかげでハチャメチャなギャグとシリアスなストーリーを両立させることができた。今回の劇場版は『忍たま』として描けるシリアスさのギリギリを攻めていると思います。結果、他の作品にはない空気感が作れたのではないかと。それを劇場で体感してもらいたいですね(藤森)
(小説が映画化されると決まった時は)驚きました。書いてから10年以上、映像化されることもなく眠っていた作品なので。そこに光が当たり、映画化してもらえるとは思ってもいませんでした。(中略)映画にするならば一年は組を中心にした物語に再構成する必要があると、藤森監督からお話をいただきまして。それで一年は組の活躍を盛り込む形で、脚本を書いていきました(阪口)
(劇場版の音作りは、TVシリーズとは)全然違います。若返って作りました(笑)。今回の音楽はテクノの要素が多いんですけど、私はアレンジの中でテクノを使ったことがなかったんですよ。だから今まで自分が作り出してきたものとちょっと違いますね。「本当に馬飼野さんが作ったの?」って言われるかもしれない。でも本当に作ってるんですよ(笑)(馬飼野)
劇場版はシリアスな忍者の社会が描かれているんですね。その中でお馴染みのキャラクターが息をしているので、それをどうするか考えました。(中略)今回に関しては全体的に頭身を上げたり、スタイリッシュに描いたりしました。その点は、監督とも相談しながら練っていって(新山)
みなさんそれぞれが抱く『忍たま』愛が迸る、熱い思いが伝わるインタビューになりました。キャラクターデザインの新山さんインタビューでは、土井先生&天鬼のCUT表紙イラストを描き下ろした際のお話も伺っていますので、そちらも要チェックです!
映画の解像度がより高くなる情報満載のCUT1月号。ぜひ隅々までお楽しみください!(山下茜)
CUT1月号は現在以下にてご購入可能です。