ジュリアン・カサブランカス、ダフト・パンクとの曲がまだあると話す。ソロは9月発売?

ジュリアン・カサブランカス、ダフト・パンクとの曲がまだあると話す。ソロは9月発売?

自身のユニット、ザ・ヴォイズを率いての新曲"Can I VHS You?"の映像を一部公開したザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスだが、ダフト・パンクとのコラボレーションには『ランダム・アクセス・メモリーズ』に収録された"インスタント・クラッシュ"以外にもまだ残りがあることを明らかにしている。

現在、ザ・ヴォイズとチリを訪れているジュリアンだが、チリのコオペラティヴァ紙に「ダフト・パンクとは一緒にコラボレーションをやった曲がもう一つ、かなりいい曲があったんだよ」と語っている。

「ぼくから二人に働きかけてみるのもいいよね……いつか、そういうこともできるかもな。そうやって仕上げたいっていうか」

また、ジュリアンはソロ新作がブラック・フラッグとフランスのシンガー・ソングライター、セバスチャン・テリエなどまるで毛色の違った音が合わさった内容になっているとNMEに語っていて、「ぼくにはやりたいことが45種類くらいあるんだよ」とその趣旨を説明している。

「同じジャンルの曲を3曲続けて聴くだけで嫌になってくるんだ」

また、メキシコのウェブメディア「La Tercera」の取材の中では、ジュリアンがソロ新作の完成にはもうしばらく時間がかかるとし、9月頃のリリースになるのではないかとも語っている。

さらにコオペラティヴァ紙には新作に向けた影響として、ワールド・ミュージック、「モダン・クラシック」やジャズを挙げていて、アルバムはこうしたジャンル間のギャップの橋渡しになる内容になっていると説明している。

その一方でザ・ストロークスとしての活動も続けていることを明らかにしていて、今年中にもライヴを何本か予定していること、さらに数曲分のレコーディングも予定していると語っている。

ただ、ジュリアンとしてはザ・ストロークスの全体的な空気を改善させて友人関係にあるという雰囲気を築き上げることが先決だとも語っている。

「ザ・ストロークスとは友達でいたんだよね。そもそもぼくたちは友達同士なんだからね。それをうまく働かせたいということだよ。一緒にコーヒーを飲みながら語り合ってつるんでいるような関係から、ユニットとしてステージとしてパフォーマンスをやるところまでね。とにかく全部、ポジティヴな友達ノリにしたいということなんだ。それがまずぼくたちを集わせるもので、それからたまにはストロークスみたいなことをやってもいいかっていう感じでね」

以前公開されたインタヴュー映像「"Can I VHS you?" - Julian Casablancas+The Voidz interview」はこちらから。
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