ジョニー・デップ、ポーグスのシェインを20世紀で最も重要な詩人の一人と称える
2013.08.08 21:45
ジョニー・デップはザ・ポーグスのシェイン・マガウアンを「20世紀で最も重要な詩人の一人」と称えている。
シェインはジョニーが主演している映画『ローン・レンジャー』のトリビュート・サウンドトラック『The Lone Ranger: Wanted』に楽曲を提供しているが、BBCの取材に答えたジョニーは自身と音楽の関係や音楽が映画の仕事にどのような影響を及ぼしているかについて語り、さらにシェインについて次のように説明している。
「シェイン・マガウアンはとにかくまったく予想のつかない人だからね。少なくともシェインについて退屈するということはありえないよ。シェインは素晴らしい人物だし、素晴らしいタイプの人間でもあるんだ。すごく特別な存在なんだよ。僕にとってはね、20世紀で最も重要な詩人の一人なんだ」
また、ジョニーはオアシスの1997年の『ビィ・ヒア・ナウ』の“フェイド・イン-アウト”でスライド・ギターを弾いていることでも知られているが、このコラボレーションについて「ノエルと僕はあのトラックのほとんどをマスティク島でレコーディングしたんだよ。まあ、レコーディングのやり方としては悪くなかったんじゃないのかな」と語っている。なお、この時のことを振り返ってジョニーは「時間が飛んでいくように早く過ぎていった」とも語っている。
さらにザ・ローリング・ストーンズの50周年記念ツアー、50アンド・カウンティングで客演するという声はかからなかったのかという問いに次のように答えている。
「うん、最近のライヴで一緒に演奏するように声はかかってないよ。これはちょっととんでもないものだから、ザ・ローリング・ストーンズから招待されて一緒に演奏するなんてことは自分から考えることじゃないんだよ。考えただけで溶けちゃいそうだからさ。自分が壊れちゃうよね」
また、ジョニーは映画からの引退もそう遠い先のことではないと明かしていて、まだすぐにはやめないにしても、もっと「静かな」ことをやりたいと思っているとも語っている。
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