昨年の最新作『オーヴァーエクスポーズド』を引っ提げた北アメリカ・ツアーを8月から行うマルーン5だが、ギターのジェイムズ・ヴァレンタインはバンドが既に次回作の作業を進めていることを明らかにしている。『ビルボード』誌の取材に応えたジェイムズは次のように説明している。
「まだ、初期段階にある感じなんだけど、いくつかすごい曲ができていて、これは必ず次回作に収録されることになると思うよ。単純に今すごく音楽を作るのが好きになっているっていう感じで、今の僕たちはかつてないくらい多作になってきてるんだ。でも、実際にレコードが出るまでにはしばらく時間が空くことになるから、今、僕たちがやってることの一部もリリースする頃には脇にそれちゃってるかもしれないけどね。でも、一部すごくいいものが形になってるから、全員すごく楽しみにしてるんだよ」ただ、アルバムの方向性についてはまだ定まっていないと次のように語っている。
「なんかもう定まったもんだと思っていたんだけど、やっぱりどんどん変わっていくんだよね。最初の楽曲の一群はよりダークな感じで、オーガニックなサウンドの感じがあったんだけど、でも、またそうでもない曲も書き上がってきてて……すごく説明しづらいんだけど、この先数か月のうちに本当の答えが見えてくるのかなっていう感じなんだ」なお、キーボードのジェシー・カーマイケルは昨年春の時点で休養のため活動から離れることが発表されているが、ジェイムズによれば、現在制作している新作が完成した後のツアーからはまた復帰することになるという。「普通のバンドではあまりみられない措置かもしれないが、ジェシーの気持ちはよく理解できるし、実際のところはジェシーも早くバンドに戻りたがっている感じもする」とジェイムズは説明している。夏のツアーでは、アダム・レヴィーンの222レーベルと契約したケリー・クラークソン、そしてツアーでキーボードを代行しているP・J・モートンがサポートも務めることになるというが、「いいパフォーマーの後に出るとケツに火が点いた感じになるからぼくは好きなんだよね」とジェイムズは語っている。なお、北アメリカ・ツアーは10月まで組まれていて、来年1月からバンドはヨーロッパ・ツアーを予定している。