アーケイド・ファイアの『Neon Bible』『ザ・サバーブス』のレコーディングを行った教会が売却へ

アーケイド・ファイアの『Neon Bible』『ザ・サバーブス』のレコーディングを行った教会が売却へ

アーケイド・ファイアが2007年の『Neon Bible』や2010年の『ザ・サバーブス』をレコーディングした教会が売りに出されているという。

バンドは両アルバムをカナダのケベック州ファーナムにあるこの教会でレコーディングしたことで知られているが、その後、建物の屋根が崩落したため、使えなくなってしまったとピッチフォークが伝えている。現在、バンドは4枚目となるアルバムの制作を別のスタジオで行っているが、ここにきて、売りに出されているこの教会の物件紹介欄をバンドのツイッターに上げているとか。

それによれば、建物そのものの価格は32万5千ドル(約2925万円)で、屋根の修繕費が2万4千ドル(約216万円)から4万4千ドル(約396万ドル)ほどかかる見込みになっているという。物件紹介は次のようにこの教会を説明している。「小さなコンサート・ホールとレコーディング・スタジオ、それと宿泊施設も備えた魅力的な教会施設です。アーティストのスタジオ、礼拝所、文化的な団体や地域の団体などさまざまな団体にとってもうってつけな建物です。あなたのプロジェクトに最適な、ユニークなセッティングになっています!」

なお、バンドは先月、新作用の作業で元LCDサウンドシステムのジェイムス・マーフィーとも組んでいることを明らかにしていて、バンドのマネージャーは次のように語っていた。

「ジェイムス・マーフィーとは3曲かそれくらい一緒にやっていて、それと昔からのコラボレーターでもあるマーカス・ドラヴスも参加してるよ。このバンドはね、曲を書き過ぎるんだよね。これは嬉しい悲鳴なんだけどさ。今アーケイド・ファイアの周辺には35曲くらい楽曲が揃ってて、間違いなくアルバム2枚分は出来上がってるよ」

また、12月にバンドはレ・ザンデティックスという変名でシークレット・ライヴも行っている。ライヴ会場では携帯電話やカメラの持ち込みがすべて禁止されたが、ファンサイトのファーケイド・ファイア・チューブでは新曲について「明るく、ダンスっぽく、グルーヴに満ちた感じ」と報告されていた。

昨年10月にライヴで披露された新曲"Crucified Again"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=CU1rfgvu4Bs

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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