絵本やアニメとして絶大な人気を誇るイギリスの名作『スノーマン』のリメイク版の音楽にカサビアンやノエル・ギャラガーが参加することになるという。
1978年に出版され、82年にアニメ化された『スノーマン』の新しいヴァージョンがイギリスのテレビ局のチャンネル4で放映を予定されているというが、アニメの主題歌"空を歩いて"なども新しく作り直されることになるという。ザ・ミラー紙は関係者筋の談話として次のようなものを紹介している。
「アニメの『スノーマン』が現代版として作り直されていて、主題歌の"空を歩いて"もそれに合わせて刷新されるんですけど、子供時代にこの映画を観たおじさんたちでぜひやらせてほしいという人たちがたくさんいるんですよ」
関係者筋の人物は特にカサビアンやザ・エディターズの面々が映画のプロデューサーらからまず声がかかったことを次のように語っている。
「カサビアンのトム・ミーガンとサージ・ピッツォーノ、エディターズのトム・スミスらにまずは声がかかっていますが、プロデューサーたちはノエル・ギャラガーなどのインディー・エリートも呼び込みたがっているんです」
「そもそも"空を歩いて"のような名曲をまともにカヴァーするなんて誰もやりたがりませんからね。だから、アーティストを集めるとか、違ったやり方じゃないとだめなんですよ。『スノーマン』が少しでも今風になるにはこれしかやりようがないんです」
今回のレコーディングは11月末までには終わるとのこと。『スノーマン』のリメイクは昨年12月に発表されたが、その時点でチャンネル4は"空を歩いて"は使わず、まったく新しい曲を使うとしていた。
なお、ノエルは2000年にコメディ・ドラマ『ロイル・ファミリー』のクリスマス特番用にも70年代のグラム・ロック・バンド、スレイドの"Merry Christmas Everybody"のカヴァーをレコーディングしている。
ノエルの"Merry Christmas Everybody"はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=tH_0J50hcZo&feature=player_embedded
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