ピーター・ガブリエル、「僕の目的は、伝統的なロック・アレンジや楽器編成法の枠外で作品をつくるということ」と語る

ピーター・ガブリエル、「僕の目的は、伝統的なロック・アレンジや楽器編成法の枠外で作品をつくるということ」と語る - 10月12日『ニュー・ブラッド』10月12日『ニュー・ブラッド』

昨日10月12日にリリースされたピーター・ガブリエルの最新作『ニュー・ブラッド』。今作は、自身のソロ時代の名曲をオーケストラ・アレンジで再解釈したセルフ・カヴァー・アルバムで、昨年リリースのデヴィッド・ボウイ、レディオヘッドらの楽曲を独自解釈したカヴァー・アルバム『スクラッチ・マイ・バック』の流れを受け継いだ作品となっている。今作についてピーター・ガブリエルは以下のように語っている。

「僕の目的は、伝統的なロック・アレンジや楽器編成方の枠外で作品をつくるということ。大胆かつ革新的な姿勢で臨み、可能な部分では強弱や両極端なものを取り入れたいと考えていた。本作に収録されているのは、よく知られている幾つかの曲と、あまり知られていない幾つかの曲の、かなりラディカルな解釈だ。」

今作は、レコーディングのために総勢46人のニュー・ブラッド・オーケストラを結成し、元ザ・ドゥルッティ・コラムのジョン・メトカーフが編曲を担当、ベン・フォスターの指揮のもとで制作された。ピーター・ガブリエルは「オーケストラのおかげで、元々は存在していなかった新たな次元が曲にもたらされたんだ」と今作の仕上がりについて語っている。作品の詳細はこちらから。(→http://www.emimusic.jp/artist/petergabriel/


ピーター・ガブリエル
アルバム
『ニュー・ブラッド』
TOCP-71197 ¥2,500(税込)
<トラックリスト>
1. リズム・オブ・ザ・ヒート
2. ダウンサイド・アップ feat.メラニー・ガブリエル
3. サン・ジャミント
4. イントゥルーダー
5. ウォールフラワー
6. イン・ユア・アイズ
7. マーシー・ストリート
8. レッド・レイン
9. ダークネス
10. ドント・ギヴ・アップ feat.アーネ・ブルン
11. ディギング・イン・ザ・ダート
12. ザ・ネスト・ザット・セイルド・ザ・スカイ
13. ア・クワイエット・モメント
14. ソルスベリー・ヒル *ボーナストラック
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