1975年の代表作『悪夢へようこそ』の続編となる『Welcome 2 My Nightmare』を9月13日にリリースするアリス・クーパーだが、レディー・ガガについて自分の女性バージョンだと称えている。
ワシントン・ポスト紙との取材に応えてアリスはレディー・ガガは自分を思わせるところがあるし、現在のアリス・クーパーに「最も近い存在だ」と語っている。
「レディー・ガガは女性版アリス・クーパーなんだよね。まず彼女はレディー・ガガというキャラクターを生み出した。それから彼女はレディー・ガガのために曲を書いた。彼女自身のためにではなく、レディー・ガガのために書いてるんだよ。俺もアリス・クーパーのために書いているし、自分のためには書かないんだよね。また、彼女は書いた曲のためにステージのプレゼンテーションもすべて考案しているわけだよ。もう今じゃレディー・ガガ国がひとつ出来上がってるようなもので、でも、オフステージで彼女に会ったら、全然ああいう人物じゃないんだよな」
それからアリスはこう続けている。「俺もまたそうだからさ。俺はアリスとは全然違う人間だから。でも、こうやって俺たちはロックンロールに属するキャラクターを作り上げたわけだよ。だから、ほかの誰よりも彼女は俺に近いんだ」。
アリスはかつて、レディー・ガガの生肉ビキニについて、生肉ビキニを着せたまま丸焼きにしてやりたいと語っていて、「レディー・ガガにあの生肉ドレスを着せて丸焼きのバーベキューしてみたら面白いと思うんだけど。オーディエンスもぞろぞろステージ上がってって、レディー・ガガから焼けた肉をはがしていくっていうさ」と語ったとされている。
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