日本のストリート・ファッション好きとしても知られるノー・ダウトのグウェン・ステファニー。彼女が、児童支援NGO団体セイヴ・ザ・チルドレンが東北関東大震災後の支援のため立ち上げた東日本震災基金を援助するために、6月7日に「Harajuku」をテーマとしたお茶会としてミート&グリートをロサンゼルスのカフェ「Royal/T」で実施し、次のように語った。
「Save The Childrenの震災支援のために寄付してくれるファン達に会うことができてとても勇気づけられました。多くの感情に満ちた素晴らしい一日になりました。このようなイベントを実施し、人々の力になれる機会を持てたことを光栄に思います。自分の人生において、自分が世の中を良くしていくことができると考えたことはありませんでしたが、音楽の力、そしてファッションの力を通じて、私達は皆で日本の子供達を支援していくことができるのです。日本の文化が私にくれたことに少しでもお返しができたのではないかと思うととても感激しています」
200人のファンが集まったという同イベントは、Royal/Tの店内を日本スタイルの「コスプレメイド・カフェ」のようにアレンジし、グウェンが手がけるファッション・ブランド「Love, Angel, Music, Baby」のミューズたちもメイドとして参加。また、イベントではくじが行われ、その景品としてグウェン自身のクローゼットから同ブランドの貴重な記念品や、同じくグウェンが手がけるファッション・ブランド「Harajuku Lovers」の香水セット、イギリスの、こけしをモチーフに作られた人形「Momiji Dolls」のマーチャンダイズなどが提供された。さらに、サプライズとしてノー・ダウトによるパフォーマンスも披露された。ノー・ダウトのベーシストであるトニー・カナルはイベントについて次のようにコメントしている。
「グウェンのSave The Childrenのイベントはとても素晴らしいものだった。日本で地震や津波の被害にあった人々を支援するための基金の一部を集めることができただけではなく、この震災のためにたくさんの寄付をしてくれた素晴らしいファン達の前で、サプライズで演奏することができたのはとても楽しかった」
当サイトでもお伝えしたように、震災直後にも個人的に日本震災津波児童緊急基金に100万ドル(約8100万円)の寄付を行ったグウェン。より多くの寄付を集めるためにこの日のイベントが行われ、「Momiji Dolls」の「Momiji」や「Eric Buterbaugh Flower Design」、「Lauren Hillary Photography」、「Rony’s Photo Booth」、「Valet of the Dolls」や「Classic Party Rentals」といった企業がイベントに協力した。