カイザー・チーフス、デヴィッド・ボウイに書いてもらった新作収録曲“Man on Mars”の歌詞をボツに

カイザー・チーフス、デヴィッド・ボウイに書いてもらった新作収録曲“Man on Mars”の歌詞をボツに

全曲20曲からリスナーが収録曲10曲を選ぶという新作『The Future Is Medieval』を6月3日にオンライン・リリースしたカイザー・チーフスだが、実はこの新作用にデヴィッド・ボウイに書いてもらった歌詞を却下していたことが明らかになった。

ザ・ニュース・オブ・ザ・ワールド紙の取材に応えたドラムのニック・ホジソンは、今作のプロデューサーでボウイとは長年のコラボレーターでもある、トニー・ヴィスコンティを通じて連絡を取ったと明らかにしていて「トニーがデヴィッドにショート・メールをして、“Man on Mars”の歌詞を書き上げるのに助言をお願いして、数行サジェスチョンをもらってくれたんだよ」。

「ぼくはもともとすごいボウイ・ファンだから、こう言っている自分が信じられないくらいなんだけど、どうもしっくりこなかったから、その曲についてはホジソン/ボウイという共作クレジットをつけ損ねることになったんだ。残念!」

また、ニックは今作に影響したアルバムとしてオアシスの『ビー・ヒア・ナウ』を挙げている。

「このアルバムが問題山積なのはみんなわかっていることだけど、それでも少なくとも今巷に溢れてて大人気を博している甘ったるくて退屈なフォーク・ミュージックと較べたら、アティテュードっていうか、骨っぽさってもんがあったよね」とニックは語っている。

ちなみに新作『The Future Is Medieval』はカイザー・チーフスのオフィシャル・サイトで7ポンド50ペンス(約1020 円)で購入できるが、あるユーザーが先に選曲したバージョンがほかのユーザーにも選択された場合先のユーザーに1ポンド(約136円)の収入が入るとか。

バンドは6月7日と8日にイギリスの南西部端の町フォルマスで小規模なライブを行ってから17日にはロンドンのエレクトリック・ボールルームでもライブを控えている。また、グラストンベリー・フェスティヴァル、V・フェスティヴァル、ワイト島フェスティヴァルへの出演も予定している。

バンドのオフィシャル・サイトはこちらから→
http://www.kaiserchiefs.com/

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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