春からライブを再開し始めたザ・キラーズは今週からバンドが所有するバトル・ボーン・スタジオに入り、2008年の『デイ&エイジ』以来となる新作の制作を始めることが明らかになった。
バンドは今年の春以来、単発のライブをこなしてきているが、ドラムのロニー・ヴァヌッチはすでにそうしたライブのサウンドチェックの場や、あるいはネット上で新曲にみんなで手を入れたりもしてきたとスピン誌に語っている。「いくつか書けてる曲もあるし、まだリリースしていない曲で仕上げていない作品とかもあるからね。今回スタジオ入りする目的は、部屋に入って、どんなものが自分たちに書けるのか確かめることなんだ」。
ロニーは理想を言えば、2012年が終わる前に出してしまいたいと冗談交じりに語っていて、さらに自身やブランドン・フラワーズが活動休止に行ってきたソロ活動がバンドに影響することはないとも説明している。
「これほど民主的なバンドでやるとなると、すべての作業においてみんなで妥協しながら、なにかを作り上げていくというものになるんだよ。今度の作品ではこれまでで最高のものを作り上げたいんだ。全員そういうマインド・セットに入っているし、それを実現すべく全力で行使しようと思ってるところだよ」