今年のレディング・アンド・リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めるマイ・ケミカル・ロマンスだが、ボーカルのジェラルド・ウェイはクイーンとフレディ・マーキュリーにならったステージにしたいと語っている。
これは2006年のレディング・アンド・リーズでマイ・ケミカル・ロマンスが野次とブーイングの中、観客から投げ込まれるペットボトルの嵐に見舞われたという苦い思い出にちなんだもので、やはりかつて同じ思いを経験したクイーンのフレディを見習いたいということだ。
「ぼくはみんなに言ったんだよ、『このフェスにはヘッドライナーとして迎えられるまで2度と来ない』ってね」とジェラルドは語っている。「かつてクイーンがこのフェスでブーイングの中、演奏を終えた時にフレディ・マーキュリーがやっぱり言ったようなことだよね(実際にクイーンがブーイングに見舞われたのは1974年のオーストリアでのサンベリー・フェステバル)」。
ジェラルドによれば、レディング・アンド・リーズでのライブは「かなり特別なものになる」と説明していて、「これで大損して、バンドがぽしゃったとしても構わないよ」と意気込みのほどを語っている。
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