昨年7月4日のアメリカの独立記念日にホワイトハウスで行った特別ライブを抜かせば、2010年に入ってからオフに入っているザ・キラーズだが、昨年9月に『フラミンゴ』でソロ・デビューを果たしたブランドン・フラワーズに続いて、ドラムのロニー・ヴァヌッチもソロ活動を始動させる模様だ。
プロジェクトの詳細についてはまだあまりわかっていないが、制作のためにロニーはロンドン入りしていて、BBCに次のように語っている。
「音楽についてぼくが一番信用を置いている人たちのうちの何人かはこっちの人なんだよ」とロニーは説明している。「キラーズとしてイギリスに初めて来た時から、その人たちとの繋がりはもう否定のしようのない絆へと固まったんだね。今となってはすごく馴染んだ関係になってるし、心が安らぐものになってるんだよね」。
さらにロニーはこう続けている。「イギリスには個人的にもなんか繋がりを感じるし、イギリスにいるとすごく落ち着くんだよ」。
ソロ・プロジェクトが具体的にいつ頃アルバムとしてリリースされるのかはまだわからないとロニーは語っているが、キラーズとしてライブをいくつかやるつもりであることも明らかにしている。
キラーズはすでに4月にチリのサンチャゴで開かれる初の海外版ロラパルーザ・フェスへの出演を決めているが、そのほかにも「単発のライブをいくつか計画している」とロニーは語っている。ただ、バンドとしての新しい楽曲制作などは「まだ当分先のことだ」とも説明している。
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