これってパクリ? CMソングとあのロック・ソングがうりふたつ特集
2010.10.08 20:00
ピッチフォークによると、トム・ウェイツは2度も自分の作品をテレビ・コマーシャルでまんまパクられ、そのどちらも訴訟で勝ったという。特に88年には“ステップ・ライト・アップ”がドリトスのコマーシャル・ソングにパクられて、その結果、250万ドル(約2億750万円)もの賠償金をかちとった。2度目はアウディのコマーシャルだったとか。
しかし、こうしたケースはあとを絶たないようで、最近の例としてフリート・フォクシーズとグリズリー・ベアのパクられ・コマーシャル・ソングをピッチフォークが紹介している。
フリート・フォクシーズのケースは、スポーツ用品会社クリスプタのスペイン語コマーシャルなのだが、使われている音楽のコーラス・アレンジとメロディ、そしてハーモニーの展開がまんまフリート・フォクシーズの“祝福の大地”なのだ。
一方、グリズリー・ベアの方は、トロイ大学のコマーシャルで、これは売り込み文句が延々とまくしたてられるのであまりバックの音楽が目立たなさそうなのだが、グリズリー・ベアの“トゥー・ウィークス”を聴くと、バック演奏がそのままの音なので笑ってしまうくらいだ。
また、シガー・ロスもコマーシャル音楽のパクリ・ネタとしてよく使われるそうで、あるファン・サイトではパクリCMの動画を14連発で掲載している。
フリート・フォクシーズとグリズリー・ベアのパクリCM動画比較はこちらから→
http://pitchfork.com/news/40329-fleet-foxes-grizzly-bear-hijacked-by-tv-ads/
シガー・ロスのパクリCM動画比較はこちらから→
http://www.sigur-ros.co.uk/media/homage-or-fromage-part-deux/
シガー・ロスのパクリCM動画14連発はこちらから→
http://www.sigur-ros.co.uk/media/homage-or-fromage.php