ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』リリース30周年を記念して現在、『ザ・ウォール』ツアーを敢行中のロジャー・ウォーターズは、今回のライブが反ユダヤ的だと難癖をつけられている。クレームをつけているのは反ユダヤ的な言論や表現を告発することで有名なアメリカの名誉毀損防止同盟という団体で、ステージで使われているイメージがユダヤ人や金銭についての通俗的な偏見にもとづいていると指摘している。特に指摘されているのは“グッバイ・ブルー・スカイ”のパフォーマンスで、この演奏の時に映し出されるアニメーションでは、イスラエル国旗にも使われているダビデの星の形をした爆弾やドル・マークの爆弾が爆撃機から落下され、ここの描写が問題だという。ただ、このアニメーションではほかにもいろんな宗教や企業のサインやロゴの形の爆弾も描かれている。「ロジャー・ウォーターズがユダヤのダビデの星をドル・マークと併置して使用しているのは嘆かわしい行為です」と名誉毀損防止同盟のエイブラハム・フォックスマン会長は声明文で糾弾している。「ロジャー・ウォーターズはこの描写はイスラエルがヨルダン川西岸地域に張り巡らせた防御壁への批判だとしていますが、コンサートのような環境でこのようにイメージを使うことはどのような解釈も可能にしてしまい、ユダヤ人と金銭についてのコメントとして誤解されかねません」さらにフォックスマンはこう続ける。「もちろん、ウォーターズには自身の音楽とステージを通してイスラエルとパレスチナ間の紛争についていくらでも自由に表現する権利があります。しかし、ウォーターズが選択したイメージは実際に使われているような流れで使われると、反ユダヤ主義的なものになってしまうのです」。“グッバイ・ブルー・スカイ”の問題のアニメーションの動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=E_w6qQS6XvY&feature=player_embedded#!)(c) NME.COM / IPC Media 2010
ロジャー・ウォーターズの『ザ・ウォール』ツアーが反ユダヤ的と批判される
2010.10.04 18:00
ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』リリース30周年を記念して現在、『ザ・ウォール』ツアーを敢行中のロジャー・ウォーターズは、今回のライブが反ユダヤ的だと難癖をつけられている。クレームをつけているのは反ユダヤ的な言論や表現を告発することで有名なアメリカの名誉毀損防止同盟という団体で、ステージで使われているイメージがユダヤ人や金銭についての通俗的な偏見にもとづいていると指摘している。特に指摘されているのは“グッバイ・ブルー・スカイ”のパフォーマンスで、この演奏の時に映し出されるアニメーションでは、イスラエル国旗にも使われているダビデの星の形をした爆弾やドル・マークの爆弾が爆撃機から落下され、ここの描写が問題だという。ただ、このアニメーションではほかにもいろんな宗教や企業のサインやロゴの形の爆弾も描かれている。「ロジャー・ウォーターズがユダヤのダビデの星をドル・マークと併置して使用しているのは嘆かわしい行為です」と名誉毀損防止同盟のエイブラハム・フォックスマン会長は声明文で糾弾している。「ロジャー・ウォーターズはこの描写はイスラエルがヨルダン川西岸地域に張り巡らせた防御壁への批判だとしていますが、コンサートのような環境でこのようにイメージを使うことはどのような解釈も可能にしてしまい、ユダヤ人と金銭についてのコメントとして誤解されかねません」さらにフォックスマンはこう続ける。「もちろん、ウォーターズには自身の音楽とステージを通してイスラエルとパレスチナ間の紛争についていくらでも自由に表現する権利があります。しかし、ウォーターズが選択したイメージは実際に使われているような流れで使われると、反ユダヤ主義的なものになってしまうのです」。“グッバイ・ブルー・スカイ”の問題のアニメーションの動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=E_w6qQS6XvY&feature=player_embedded#!)(c) NME.COM / IPC Media 2010