EMIとの契約を自ら破棄してインディとして活動を続けていたスーパーグラスだが、遂に活動に終止符を打つことになった。

解散の理由についてバンドはマリリン・モンローのヒット映画『七年目の浮気』をもじって「17年目の浮気かな」と洒落てみせた。

「これまでずっとぼくたちのことを応援してくれたみんなにすごい感謝してる」とバンドは解散を知らせるプレス・リリースで語っている。「メンバーの間では今も愛情でいっぱいだけど、こう言うと陳腐になるのはわかった上であえて言うけど、3人の音楽的な方向の違いにより、それぞれの道を歩むことにしたんだ。もちろん、全員それぞれのこれからの健闘を祈ってるよ」。

バンドはこれまで新作の制作に励んでいたというが、これがいつリリースされるのかはまだ明らかになっていない。ちなみにこの新作『Release the Drones』という仮題で昨年の夏に制作が進行していることが発表されていた。Cooking Vinylから5月にリリースされることが予定されていたが、来年の1月まで発売が延期されたばかりだった。

バンドは6月8日からグラスゴー、マンチェスター、ロンドン、パリでさよならツアーを4公演行って、そのまま解散することになる。

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