イアン・ブラウンが、子どもたちにはエミネムや50セントの映画を観せるべきだとイギリスの教師たちに勧めている。
イアンは『8 Mile』(2002年公開。エミネムの半自伝映画)や『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライング』(2005年公開。50セントの半自伝映画)などの作品を観ることで、青少年たちは何か大きなことに挑戦してみようという希望を持つことができるだろうと考えているそうだ。
彼自身も今年息子と一緒にザ・ノートリアス・B.I.G(ビギー・スモールズ)の伝記映画『Notorious』(日本公開未定)を観に行ったそうで、息子は映画から大きな影響を受けていたという。
「労働者階級の子どもたちが人生で成功を収めるというのはなかなか難しいことなんだ。労働者階級は歴史からも除外されているし、俺たちもそういう世界を実現できないでいる」とイアンはMOJO誌に語っている。
「子どもたちがみんなビギー・スモールズの映画や、エミネムの話や、50セントの映画を観ることができるようにするべきだと思うな」
「俺は1995年の9月にビギー・スモールズに会ったんだが、そりゃすごかった。まるで聖書から出てきた人物みたいに寓話を使って話したりさ。’20年代のジャズ・スターみたいに見えたよ。たまに自分をつねって彼と会ったのが夢じゃなかったんだと確かめたりしているよ」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
イアンが子どもたちに薦める映画は?
2009.10.27 11:55