エイミー・ワインハウスが第50回グラミー賞主要3部門を受賞!

2月11日(現地時間2月10日)に、第50回グラミー賞授賞式がLAのステイプルズ・センターで行われ、受賞者が発表された。最優秀アルバム賞には、ハービー・ハンコックがノラ・ジョーンズ、コリーヌ・ベイリーレイといったゲストとともにジョニ・ミッチェルの楽曲をカヴァーした『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』が輝いた。6部門にノミネートされており注目を集めていたエイミー・ワインハウスは、惜しくも最優秀アルバム賞は逃したものの、主要4部門中3部門(最優秀新人賞/最優秀レコード賞/最優秀楽曲賞)を含む最多5部門で受賞を果たし、今回のグラミーに旋風を巻き起こした。最多の8部門でノミネートされていたカニエ・ウェストは、『グラデュエーション』で最優秀ラップアルバム賞を受賞したほか計4部門を受賞した。5部門にノミネートされていたフー・ファイターズとジャスティン・ティーンバーレイクは、それぞれ2部門を受賞している。また、ブルース・スプリングスティーンはノミネート4部門中3部門を受賞した。毎回様々な趣向が凝らされる授賞式でのライヴ・パフォーマンスだが、直前にビザ問題でメディアをにぎわせたエイミー・ワインハウスが、ロンドンから衛星生中継で出演し“ユー・ノウ・アイム・ノー・グッド”と“リハブ”を熱唱。授賞式でのライヴ・パフォーマンスを直近の目標として薬物依存症のリハビリに挑んでいた彼女だったが、今回のパフォーマンスはおおむね好評で、今後の本格復活に期待度が高まった。50回記念ということで、開催前から今回はスペシャルなデュエット企画がアナウンスされていたが、あのジャム&ルイスが在籍し80年代に人気を博したファンク・バンド=ザ・タイムがリアーナとともに再結成パフォーマンスを披露した。また、アリシア・キーズが白黒スクリーンに映し出されたフランク・シナトラとのヴァーチャル・デュエットを披露したほか、ジョン・メイヤーと共演しヒット曲“ノー・ワン”のロック・ヴァージョンをパフォーマンスした。また、ティナ・ターナーとビヨンセの歌姫共演も。カニエ・ウェストとダフトパンクによる“ストロンガー”は大いに場内を盛り上げた。そして、レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズとフー・ファイターズによる豪華なコラヴォレーションも実現。ジョン・ポール・ジョーンズの指揮のもと、ストリングス・オーケストラがフー・ファイターズとともに“ザ・プリテンダー”を奏で、オリジナル・ヴァージョンと異なる味わいでオーディエンスを魅了した。最優秀サウンドトラック・アルバム賞は、サーカス/エンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユが去年ラスベガスで上演した『Love』のサウンドトラックが受賞した。同ミュージカルは、全編ザ・ビートルズの楽曲で進行する構成となっているが、授賞式のステージにはリンゴ・スター、プロデューサーのジョージ・マーティンが登場、トロフィーを受け取った。 なお、米メディアの報道によれば、同授賞式の生中継放送は、全米で約1,750万人に視聴(ニールセン・メディア・リサーチ調べによる)されており、同時間帯の視聴率トップを飾ったものの、グラミー生中継史上3番目に悪い数字になったのだという。全部門の受賞者リストは、グラミー賞公式サイトで確認することができる。
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