1967年に設立されて以来、半世紀以上にわたって海外アーティストを招聘し、日本におけるコンサート事業を牽引してきたウドー音楽事務所。その歩みをまとめた一冊『洋楽ロック史を彩るライヴ伝説 ウドー音楽事務所の軌跡を辿る』が、7月29日(木)に発売されることが決定した。
エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、KISS、エアロスミス、ボン・ジョヴィなど、多くのバンドの来日とともに築き上げてきた洋楽ロック黄金期を振り返りながら、これを裏方として支え続けてきた取り組みにもスポットが当てられている。
そして、日本におけるコンサート制作の歴史と変遷、現場に携わった当事者たちの証言、当時のポスターなど、多角的な記事を通じてロックの歩みを辿ることができる内容となっている。
また多くの洋楽ファンにとって、「あのとき私たちはそこにいた」という青春時代の想い出を振り返ることができると同時に、コロナ禍によって現在は失われてしまっている“海外アーティストのライヴ”が、1日も早く復活する日を待望する一冊ともなっているという。
●書籍情報
UDO ARTISTS, INC.
『洋楽ロック史を彩るライヴ伝説 ウドー音楽事務所の軌跡を辿る』
A5版/256ページ/2,420円(税込)
(株) シンコーミュージック・エンタテイメント刊行
2021年7月29日発売
<コンテンツ>
●当時の公演ポスターやライヴ写真を交えての招聘ヒストリー&エピソード
●ウドー音楽事務所初のロック公演CCRから、エリック・クラプトン、エアロスミスなど関係の深いアーティストの来日会見や来日インタビュー、ライヴ・レポートなどを復刻
●関係者の証言を織り交ぜたコンサート・プロダクションの進化を辿る読み物
●現場に携わったスタッフが明かすアーティスト秘話
●湯川れい子、東郷かおる子、伊藤政則、洋楽業界を代表する三氏による特別寄稿
●『あのとき私たちはそこにいた』忘れがたいライヴ体験――洋楽愛、ロック愛溢れる各界人に“忘れがたいライヴ”をアンケート。うじきつよし、浦沢直樹、喜多建介(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、佐野史郎、SUGIZO、髙嶋政宏、ピーター・バラカン、廣瀬“HEESEY”洋一(THE YELLOW MONKEY)他。
●50年以上に及ぶウドー音楽事務所の招聘海外アーティスト公演全記録
<取り扱い>
全国の書店、CD店、オンラインショップ
ウドー会員サービス「UDO OFFICIAL GOODS SHOP」でも販売予定
※詳細は後日発表予定
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