クイーンのブライアン・メイが、フロントマンだった故フレディ・マーキュリーの素顔について、「とんでもなくシャイで自信がないところもあった」と明かしている。
「Express」によると、英ラジオ局Absolute Radioの番組に出演したブライアンが、フレディの素顔について語った。
「フレディは、当時のロバート・プラントのように振舞っていたけど、そんなオーラが彼にはあったから誰の気にも障っていなかったよ。
だが、その下は違う。フレディは大きな不安を抱えていて、とんでもなくシャイだったし、そこは最後まで変わらなかった。フレディはすごく私的な面を持っていて、なりたい自分に自身を築き上げることで、自信のなさに向き合っていたんだよ」
そして、ブライアンはフレディを玉ねぎに例えて表現している。
「玉ねぎの層を全部剥がしたら多くの複雑さを発見する。フレディはその複雑さのほとんどを否定し、それは本当に賢くもあったと思う。
いつもフレディは非常に大胆な方法で自分を表現していたけど、かなり内側は不安定な人だったし、外側は彼が自分自身で作り上げた戦士を装っていたんだ」
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