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    エアロスミスの“Dude (Looks Like a Lady)”にまつわる秘話を共同制作者が披露。スティーヴン・タイラーの勘違いがきっかけ

    エアロスミスの“Dude (Looks Like a Lady)”にまつわる秘話を共同制作者が披露。スティーヴン・タイラーの勘違いがきっかけ

    スティーヴン・タイラーの友人で、エアロスミスのアルバム『Permanent Vacation』の収録曲“Dude (Looks Like a Lady)”を共同制作したデズモンド・チャイルドが、この曲にまつわる秘話を明かした。

    「Celebrity Access」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、もともとスティーヴンは、ゲイの男性が同曲のタイトル(Dude (Looks Like a Lady):レディにように見える男)に気分を害する可能性を懸念し“Cruisin for the Ladies”に変更したのだという。

    そこで自身がゲイであることを公言しているデズモンドは、まったくタイトルに嫌悪感を抱かないと伝え、さらにスティーヴンが過去にデズモンドに語ったエピソードを思い出させて説得したと明かしている。

    「つまり、以前スティーヴンが僕に語った出来事を思い出させたんだ。

    スティーヴンがクラブに行ったときにバーの奥にいる、逆立てたプラチナ(・ブロンド)のマレット(80年代メタルのヘアスタイル)でネイルを黒く塗り、陶器のような肌にジュエリーを身に着け、くびれたウエストのゴージャスな人を目にした。

    そして、その人物が振り返ったらモトリー・クルーのヴィンス・ニールだったんだよ。それでスティーヴンたちが、『マイ・ゴッド。That dude looks like a lady(あいつは女みたいに見えるな)』って驚いたという話をしてくれたんだ」




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    エアロスミスの“Dude (Looks Like a Lady)”にまつわる秘話を共同制作者が披露。スティーヴン・タイラーの勘違いがきっかけ - 『rockin'on』2021年5月号『rockin'on』2021年5月号
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