プリンスのライブやツアーにドラマー/パーカッショニストとして参加していたシーラ・Eが、プリンスとの長年にわたる関係を描く伝記映画『Girl Meets Boy(原題)』をリリースすると発表した。
「Consequence of Sound」によると、“パーカッションの女王“との異名を誇るシーラが、自身のFacebookアカウントで伝記映画の製作を明かしている。
「間もなく公開……。シーラ・Eが、プリンスと過ごした時代の美しき物語を伝える映画『Girl Meets Boy』をリリースします。乞うご期待」
シーラは70年代後半にコンサートでプリンスと出会い、その数年後に『Purple Rain』のレコーディング・セッションにボーカルで参加。1984年にリリースされた“The Glamorous Life”でシーラがグラミー賞にノミネートされた後、シーラと彼女のバンドはプリンスの「Purple Rain Tour」でオープニングを務め、その間に二人の関係が恋愛に発展したという。
恋人となったシーラはプリンスのバック・バンドに参加し、1987年にはプリンスからプロポーズされて一時的に婚約していたと過去のインタビューで明かしている。しかし、1988~89年の「Lovesexy Tour」においてその関係は破局し、シーラはプリンスのバンドを去ったが、その後も二人は長年にわたり友人関係を保ち続け、シーラは定期的にステージでプリンスと共演した。
現時点では、『Girl Meets Boy』のキャストや監督などの詳細は不明だ。
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