21世紀に入ってから英ラジオで最もかかった曲が、スノウ・パトロールの“Chasing Cars”であることが分かった。
「Radio X」によると、2006年に発表された4枚目のスタジオ・アルバム『アイズ・オープン』に収録された同曲は、この20年ほどで最も頻繁にイギリスのラジオでかけられた曲だという。
同国のチャートでの最高位は6位だったというが、3年間チャート入りを続け、米ドラマ『グレイズ・アナトミー』の挿入歌として使用されたこともあり、その存在感を保ち続けたという。また、Netflixで配信されている『テラスハウス』のエンディング・テーマとしても知られている。
スノウ・パトロールとトップを争い僅差で2位となったのはブラック・アイド・ピーズの“I Gotta Feeling”、3位はファレル・ウィリアムスの“Happy”だったという。
この結果について同バンドのフロントマンであるゲイリー・ライトボディは「BBC」に次のようにコメントしたという。
信じられないよ。どうしてこんなことが起きたのか分からない。
さらに“Chasing Cars”が観客を惹きつける理由については、下記のように話したということだ。
素直に感情を表現したシンプルな曲。同時に図々しいくらいのラブソングで、実はそういう曲って他にはないんだよね。
この曲がオーディエンスをひとつにするというところが、一番大切な部分だね。この曲を演奏するたびに美しい瞬間が生まれるんだ。
なお、バンドはアコースティック・セットにて、「SUMMER SONIC 2019」、そして「SUMMER SONIC EXTRA」の一環として行われる8月19日(月)渋谷 CLUB QUATTROでの単独ライブが決定している。