3月29日にデビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』のリリースを控えるビリー・アイリッシュが、2月にフー・ファイターズのデイヴ・グロールから受けた、「ビリー・アイリッシュみたいな人を観ると、ロックロールは全然死んじゃいない、って思える」という称賛の言葉についてコメントしていることが分かった。
デイヴは2月、ロサンゼルスで行われた「Pollstar」のカンファレンスでビリー・アイリッシュとニルヴァーナを比較。
「彼女の音楽を定義するのって難しい!どんな音楽と呼べばいいのか分からない!だけど本物なんだよ。だから、俺はそれをロックンロールと呼ぶ」などとビリー・アイリッシュを激賞し、彼女を観ることで「ロックロールは全然死んじゃいない」と実感できるとコメントしていた。
そして今回、ビリー本人が「Radio X」のインタビューで、デイヴのコメントに対して次のように反応している。
信じられなくない? 私は無理。やばいでしょ? デイヴが『ロックは死んでない』とか。私のおかげで。ニルヴァーナ聴いて育ったんだけど、って感じ。
また、デイヴは昨年10月、娘ヴァイオレットと共にチャリティ・イベントでステージに上がった際にビリーの“idontwannabeyouanymore”をカバーしていた。このことに関連しても、ビリーは兄の影響でニルヴァーナやフー・ファイターズのファンになったのだと以下のように述べている。
ロックのフェーズに入ったら、もう抜けられないから。だって、今でもマイ・ケミカル・ロマンスとかグリーン・デイとか、ニルヴァーナとかフー・ファイターズに夢中。デイヴはめちゃくちゃ優しいし、娘さん達も大好き。めちゃくちゃいい子たち。だって父親がデイヴだからね。