2月に来日のティーンエイジ・ファンクラブ、ジェラルド・ラブが脱退理由を「飛行機での移動」と発表。コメント全文訳を掲載
2018.08.24 15:20
来年2月に結成30周年を記念したジャパン・ツアーを控えるティーンエイジ・ファンクラブだが、設立メンバーであるジェラルド・ラブの脱退が発表されたことは先日報じた通りだ。
この時にはバンドからの声明で「解決し難い意見の不一致」と発表されていた脱退理由だが、今回改めて、ジェラルド・ラブ自身がクリエイション・レコーズのFacebookを通して脱退の理由を説明している。この投稿によると、脱退することとなったもともとの理由はツアーの際に生じる「飛行機での移動」とのことだ。
コメントの全文は以下の通り。
「ゲリーより愛をこめて。
ティーンエイジ・ファンクラブの状況について、僕から少し話さなきゃいけないと思うんだ。
僕はそもそも、香港、日本、オーストラリア、そしてニュージーランドでの公演をやりたくなかった。その大きな理由は、飛行機で移動しないといけないから。去年(ワールド・ツアーで)世界を回って、これは僕の人生において頻繁にやりたいことじゃないなと思ったんだ。
でもそれと同時に、僕は生活のために必要なみんなの仕事を止めたくはなかったから、バンドとスタッフがツアーを続けることは完全に受け入れたんだ。僕はグループを離れたくなかったし、辞めさせられたわけじゃない。(でも)結局のところ、このツアーが分岐点になって、僕らは違う道を歩むことで合意したんだ。
僕らの誰にとってもこれが理想的なわけじゃないけれど、可能な限り友好的な結果を迎えられた。週末に少しショーが残っているけれど、僕たちの演奏はもちろんいまだに素晴らしいものだ。
来週にはいくつかフェス出演があって、10月と11月には(元メンバーの)ブレンダン(・オヘア)とポール(・クイン)と一緒にフルアルバムを演奏するチャンスがある。すべて順調なんだ。
変化は自然なもので、絶えず行われるもの。僕はこれを完全に受け入れるよ。僕が言いたいのは、昔々、ノーマン(・ブレイク)と レイモンド(・マッギンリー)と出会うことができて、本当にラッキーだったということ。とても幸運だった。ありがとう」
2019年2月に開催されるジャパン・ツアーの詳細は以下の記事より。ジェラルド・ラブの代わりに同ツアーに参加するベーシストはまだ発表されていない。