アルバート・ハモンドが、ストロークスのギタリストとして活躍中の息子、アルバート・ハモンドJr.とのコラボレーションを熱望していることが、The Independent紙の取材で明らかになった。
今年64歳を迎えるアルバート・ハモンドは、1970年代にアメリカとイギリス両方でヒット曲を持つベテラン・ミュージシャン。“カリフォルニアの青い空”“ザ・フリー・エレクトリック・バンド”、また作曲を担当しUKチャートの首位を獲得したレオ・セイヤーの“はるかなる思い”や、スターシップの“愛はとまらない”などが主な代表作である。
インタビューでアルバートは、「来週、ストロークスが2年半ぶりにスタジオ入りすると聞いて、今すごくワクワクしているんだ。どんな曲が出てくるのか予想もつかなくて、楽しみで仕方ないよ。僕の長年の夢は、いつか息子と2人だけでステージに立つこと。もし出来たら、一緒に曲を作ってみたいとも思ってるんだ」と、息子とのコラボレーション願望があることを明かした。
アルバートは、去年NMEが組んだストロークス特集の中でも明かしたように、ストロークスが結成間もない頃に活動資金を提供するなど、かねてから息子のバンド活動を積極的にサポートしてきた。
「息子と僕は、共通点がたくさんあるんだ。僕が大好きな音楽を全部彼も聴いてきたと思う。バディ・ホリー、ビートルズ、ジョニー・キャッシュなどをね。そういうものも無意識に吸収していると思うよ。だけど彼はまだ若者だし、父親よりもカッコいいって粋がりたいからか、そういう音楽に興味がないふりをしているんだ」と、息子とのエピソードを披露。
また、「アルバートは、本当に素晴らしい息子だよ。彼がやること全部を認めることはできないと思うけど、とても出来た人間だと思う」とのこと。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/ 2009
ザ・ストロークスのアルバート・ハモンドJr.、父とコラボ?
2009.02.05 23:56