EXILE TRIBEの総合エンターテインメント『HiGH＆LOW』。EXILE TRIBEをはじめとする豪華キャストたちが共演、多彩な登場人物が交錯するこの青春バトルアクションは、現在放送中のTVドラマSeason2、そして7月16日(土)に公開される劇場版を軸として、6月15日(水)発売の『HiGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM』、そのアルバムを引っさげて行う予定のライブツアー、コミック、SNSなど、驚異的な盛り上がりを見せている。発売中のCUT6月号には、この『HiGH＆LOW』で中心的なグループとなる山王連合会の総長・コブラを演じている三代目J Soul Brothersの岩田剛典が登場。三代目JSBのパフォーマーと俳優業の両立、そしてその両方の能力を最大限に引き出した『HiGH＆LOW』プロジェクトについて、ロングインタビューで語っている。

「ダンスパフォーマンスをしてるときの表情というのは、今まで培ってきた経験の中で自分でもだいたいわかるんですけど、お芝居は自分でも自分のどんな引き出しが開くのかがわからないという面白さがあるなと日々感じています」

インタビューで岩田は、俳優業をはじめた頃の新鮮な感覚と戸惑いを語っている。そして次第に、三代目JSBのパフォーマーと俳優業の二足のわらじが自分の新たな一面が見える発見へと変わっていったという。さらに、『HiGH＆LOW』で演じる山王連合会の総長・コブラと自身の共鳴についても語られている。

「最初にHIROさんからは、『クールで無口で冷酷』というイメージをもらって、それを自分なりに膨らませてクランク・インに臨みましたが、その中でも、演じながらちょっとずつコブラっていうものを変えていったんですよ。それは、やっぱりコブラっていう役が少なからず、自分の中にある要素の人物だというのがあると思います」

岩田が演じるコブラという役柄は、『HiGH＆LOW』という作品にとっても、三代目JSBのパフォーマーにして俳優である彼自身にとっても、どんどん大きな存在になっている。

「『HiGH＆LOW』は、精神的なところでEXILE魂みたいなところから来てる作品だと思います。単に『映画を作ります』ではなくて、いろんな派生するコンテンツがあって発想がどんどん拡がっていくプロジェクトだと思うので」

EXILE TRIBEが総力をかけて作るこの一大エンターテインメントが秘める無限の可能性、そして、コブラとともに新たな表情を見せ続けてくれる岩田剛典という表現者の核心に迫る必見のテキストだ。

CUT 2016年6月号
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