2012年に『フォー』をリリースした後、メンバーの半分が入れ替わるという大きな転機を迎えたブロック・パーティー、3年半ぶりのニュー・アルバム『ヒムズ』が2016年1月29日(金)に発売となる。オリジナル・メンバーであるケリー・オケレケ(Vo、G)とラッセル・リサック(G)のインタヴューが、発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載されている。

メンバーの脱退を経て、バンドの初期と同じくケリーとラッセルの2人で制作される事となった今作だが、コンセプトについて話し合いは持たれたのか、という質問に対してラッセルは以下のように答えた。

「はじめに明確なコンセプトがあったわけではなくて、ケリーがアルバム・タイトルになった『ヒムズ』（讃美歌、賛美などの意）というアイデアを持っていて、プロセスを踏んでいくうちにだんだんそれが確立されていったんだ。タイトルから影響を受けて音を作っていったっていうのかな」

また、ハニフ・クレイシ(イギリス出身の作家、脚本家、映画監督)にインスパイアされて決めたという今作のタイトルについて訊かれ、ケリーは以下のように語っている。

「信仰に基づいて音楽を作ったらどういう風になるんだろうって自分なりに表現したくなって、まずこのタイトルを決めて、そこから音楽作りを広げていったんだよ。僕は信仰心がものすごくあついわけではないから、神とかそういう言葉を使わずに、自分が信仰についてどう思うかを元に音楽を作っていったんだ」

この他にも、2015年夏に加入したジャスティン・ハリスとルイーズ・バートルとの出会いなどについても語られたインタヴューとなっている。

●リリース情報
アーティスト名：Bloc Party（ブロック・パーティー）
タイトル： HYMNS（ヒムズ）
海外発売日：2016年1月29日（金）
レーベル：INFECTIOUS MUSIC / BMG / HOSTESS

【トラックリスト】
1. The Love Within
2. Only He Can Heal Me
3. So Real
4. The Good News
5. Fortress
6. Different Drugs
7. Into The Earth
8. My True Name
9. Virtue
10. Exes
11. Living Lux
12. Eden*
13. Paradiso*
14. New Blood*
15. Evening Song*
*デラックス盤ボーナストラック

『ロッキング・オン』2月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/136221