2010年に終了したペイヴメントの再結成ツアー以来、ザ・ジックスとして活動を続けているスティーヴン・マルクマスだが、その後のペイヴメント再結成の話を蹴っていたことが明らかになっている。

再結成の頓挫はボブ・ナスタノヴィッチが自身のポッドキャストで明らかにしたことで、再結成の話を振ったところ、断られてしまったことを次のように明かしている。

「浮上しなかったんだよ。試みとして失敗しちゃったんだ」

その一方で、ボブはデヴィッド・バーマンとシルヴァー・ジューズを再結成させる可能性が高いことも次のように語っている。

「デヴィッドは新曲をいくつか書いてるんだよ。シルヴァー・ジューズのドラマーのブライアン・コッツァーは常に活動してるミュージシャンで、スタジオもいつも準備してるんだよ。ナッシュヴィルでデヴィッドの自宅から1キロ半くらい行ったところに住んでて、デヴィッドはナッシュヴィルでほかの誰よりもブライアンと一緒に過ごしてるんじゃないかと思うよ」

「ジャム・セッションをするか、形にしたいものがあればブライアンのところに行けばいいだけのことなんだよ。とにかく、楽曲をいくつか書いてるということは、シルヴァー・ジューズの活動再開を心待ちにしているような人にとっては嬉しいニュースだよね。ただ、シルヴァー・ジューズがいつもそうだったように、デヴィッドは、いつ、誰と、どこでということをよく判断しなくちゃならないんだ」

ボブは現時点でシルヴァー・ジューズの楽曲として15曲について制作が進行していると明かしているが、だからといってこの先のことはまだわからないと次のように語っている。

「なにか壮大で素晴らしいものを作りかけているその時にいきなり全部ボツにすることもあるからね。どんなことでもその原因になりうるし、こうと言ったらデヴィッドはどこまでもそう言い張るからね。だから、今リリースできるようなものはなにもないと言ってもいいんだよ」

なお、ザ・ジックスは昨年『ウィグ・アウト・アット・ジャグバッグズ』をリリースし、その後精力的にツアーを続けてきていて、2月22日からはオセアニア・ツアーに乗り出す予定になっている。

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