ピースのハリー、「90年代ってそんなにたいしたもん? 絵文字もなかったくせに」と語る

ピースのハリー、「90年代ってそんなにたいしたもん? 絵文字もなかったくせに」と語る

3月25日(水)に新作『ハッピー・ピープル』をリリースするピースだが、ハリー・コイザーはファースト『イン・ラヴ』のサウンドが90年代を思わせるレトロなものだという批判に「聴いたこともないバンドにやたらと比較された」と語っている。

特に新作の"O You"はスウェード、ブラー、ザ・ストーン・ローゼズらと比較されたことを歌っている作品なのかと訊かれてハリーは次のように語っている。

「そういうことなのかもしれないね。まるで聴いたこともないようなバンドばっかりとやたらと比較されたからね。でも、ぼくも本当のところはどっちがよかったんだろうってよく考えるのは確かだよ。そもそもそんなにたいしたもんなのかって。どっちみちもう過去のものでしかないのに。それなのにみんなこんなにこだわるのはなんでだろうって」

「今日もね、ついさっきのことなんだけどインスティ(インスタグラム)を見てたら90年代に戻っちゃったみたいだったよ。『90年代は偉大だった』だって。ほんとにそんなによかったのかな? インスティとかあったの? 絵文字とかは? ないよね。昔はぼくも大人になりたくなくてすごいピーター・パンだったんだよね。あまりにも子供っぽくて人から文字通り、毛嫌いされてたくらいだから。今でも大人になったような気はしないんだよね」

ピースの新作『ハッピー・ピープル』はもともと昨年の10月にリリースが予定されていたのが今年に延期されたことが明らかになっているが、その空いた時間でバンドは休暇を取ってウェールズのロックフィールド・スタジオで新曲を3曲制作していたことを明らかにしていて、ドム・ボイスは次のように語っている。

「ウィン・ウィンの状況だったんだよ。休みを取ってその間楽しくやるか、休みを取ってその間楽しくやって曲も書くかのどっちかだったから。おまけにおかしなビデオまで作れたし」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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