サウンドコラージュの異才:アヴァランチーズに直撃! リヴァース・クオモ、ジェイミーxx、細野晴臣、池田亮司etc. 豪華ゲスト陣との化学反応が生んだ最新作『ノー・バッド・メモリーズ』に迫る

サウンドコラージュの異才:アヴァランチーズに直撃! リヴァース・クオモ、ジェイミーxx、細野晴臣、池田亮司etc. 豪華ゲスト陣との化学反応が生んだ最新作『ノー・バッド・メモリーズ』に迫る

●こうした異なる経歴や音楽的なバックグラウンドを持ったアーティストとコラボする際に大切にしていることはありますか?ロビー「結局、オープンであるってところに落ち着くのかな。実験的なアイデアに一緒に乗っかってくれて、尚かつお互いに自由にアイデアをやりとりしながら一緒に作品を作ってくれる人」トニー「コラボレーションって本来そういうものだからね」ロビー「こっちとしてはコラボレーション相手から予想外のものが返ってくるのもウェルカムだし、反対にこっちも向こうを驚かせたいっていう気持ちでもあるし。たとえば(ポートレイツ・オブ・)トレイシーなんて、 最初は歌だけで参加してもらう予定だったのに最終的にはプロダクションの方にもガッツリ関わってくれてね」●今作ではアルバムのコンセプトやストーリー性もさることながら、やはりアヴァランチーズらしい最高に踊れるエレクトロミュージックが聴けたのもすごく嬉しいです。アルバムを通して、聴き手にどのような感情を持ち帰ってほしいですか?ロビー「ただひたすらこの喜びと幸福感を受け取ってもらえれば」アンドリュー「とにかく楽しんでもらいたいね!」ロビー「ほんとそれだよな。とりあえず聴いてると自然に笑顔になれるような」トニー「そう、聴いてるとハッピーな気持ちになるっていうか、人々の心にポジティブに作用するような音楽……と同時に、そこにほんの少しだけ悲しみが混ざっているような……まさに人生と同じだよね。すべて完璧ってわけにはいかないのが人生だから(笑)」●最後に、今作の中でお気に入りの楽曲や、注目ポイントがあれば教えてください。ロビー「そうだなあ、いくつかあるけど、最近だったら“トゥギャザー”が気に入ってるかなあ。あの子どもの声のサンプルの秘話を聞いたことがきっかけで。あれってアンディの子どもがテレビを観てるとき、たまたまあの音を耳にして閃いたんだって。そのエピソードを聞いてから、あの曲を聴くたびにほっこりした気持ちになるというか……。それから“マジック・ワンド” も好き。長いこと持て余してた曲で、正直、好きじゃなかったんだけど(笑)、それでも何とかアルバムに入れられないかってことで格闘しているうちに、ある日、突然、花開いた曲というか。ようやく日の目を見ることができたという……今言った2曲はかなり気に入ってるね」トニー「自分は “キャント・ゲット・オーヴァー・ルージング・ユー”かな。この曲をきっかけにトレイシーについてもっと深く知るようになって、彼女の偉大な才能を思い知らされたので。本来ならもっとビッグなスターになっててもおかしくないのに、まだそこまで知られていないのか不思議でたまらないよ。何しろあの曲と彼女のヴォーカルが好きで……ビヨンセみたいなタイプの歌い手ではないけど、ものすごくパワフルで若々しいエネルギーに溢れてて、自分的にはイチオシの曲だよ」アンドリュー「ちなみにこのあいだこの2人にも言ってたんだけど、日本滞在中に書いた曲があって、こっち来てからずっと『あれ、あの曲のタイトルなんだっけ?』 ってなってるんだけど!(笑)」トニー「仮タイトルをコロコロ変えてたからね(笑)、最後の最後でまったく違うタイトルになることもしょっちゅう。ちなみに最終的にあれ、何てタイトルになったんだっけ?」アンドリュー「“ヒー・リヴズ・イン・ザ・オールド・ワールド”ね(笑)。それとは別にもう一曲あって、ちょうどリリースされたばかりのこともあり、久々に通しでアルバムを聴いてみたんだけど、そのとき一番耳についたのが“トータル・リコール”で。インストの断片を集めたような構成になってるんだけど、もともと日本で撮った映画のために作った音楽が元になっていて。それがアルバムにも入ることになって、曲の中で次々と場面が切り替わるように展開していく感じとか……それに何と言ってもゲストで参加してくれてるマイク・パットンだよね! 子どもの頃から自分にとっては憧れのヒーローみたいな存在だし、本当に特別な一曲なんだよ」
サウンドコラージュの異才:アヴァランチーズに直撃! リヴァース・クオモ、ジェイミーxx、細野晴臣、池田亮司etc. 豪華ゲスト陣との化学反応が生んだ最新作『ノー・バッド・メモリーズ』に迫る

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