今回はギターと歌だけのシンプルなソロ・ステージ。
でも「唄う・奏でる・読む」というテーマの通りに、ポエトリーリーディングや少し演出的な流れがあって、チャボさんらしいクリスマス感が出ていた。
60年代、新宿、ビートルズ、リズム・アンド・ブルース、そしてRCサクセション、と、チャボの世界の本質を表すキーワードはいくつもあるけれども、
でも結局は、独特のギターの音色とタイム感、フレーズとリフ、そして言葉と言葉の間に入る叫びやハミングだけでロックンロールの魔法をサッと一瞬で起こしてしまうのが、チャボがチャボである本質だと思う。
今日のトータル・タイムは3時間半。
あれだけ何度も六本木という地名をチャボは口にしていたけど、客はずっと時空をぶっ飛んでいたはずだ。
仲井戸"CHABO"麗市を六本木EXシアターで観た
2017.12.26 00:08