出世作のタイトルが『ティーン・ドリーム』だったように、
ビーチ・ハウスの曲は少年・少女の頃の感情を濃縮して容器に保存して、
そして何年ぶりかにその蓋を開けたような、
瑞々しさとノスタルジー・希望と倦怠が混じり合ったような独特のフレーバーがある。
去年は2枚もアルバムがリリースされたし、今回のライブはベースも加わってアンサンブルに厚みが出て、
そのぶんヴィクトリアの歌のエモっぷりは増してたし、
ビーチ・ハウスのファンとしては非常に満たされてる気分。
アンコールのラストは「ドリーム」でも「ポップ」でもなかったけど、ドリームポップの本物ならではの素晴らしいエンディングだった。
ビーチ・ハウス来日公演を渋谷O-EASTで観た
2016.01.25 22:36