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    ベン・ワットとバーナード・バトラーの共演を観た

    ベン・ワットとバーナード・バトラーの共演を観た

    ベン・ワットの新作にも参加したバーナード・バトラーと2人でのステージ。
    新作と言っても31年ぶり、しかも2作目。
    だから、新しい1枚と昔の1枚から3:1
    の割合で混ぜながら進行していく。

    僕はベン・ワットに人生を少し変えられたぐらいのファンだが、新作はそれほど好きではなかった。
    でも、ライブを観て少し好きになったかな。

    70年代パンクの騒ぎのあとに、アコースティックでボサノバを無表情に歌うベン・ワットはかっこ良かった。
    その後、Everything But The Girlでアコースティック、ボサノバ、ジャズ、AOR、ハウスと、非ブルース・非ロックのスタイルを移行させていったのもクールだった。

    今のベン・ワットは、避けてきたブルースもロックも取り込んだ滋味豊かな音楽をやっている。
    バーナード・バトラーや少し前に共演したデイヴ・ギルモアのギターともとてもよく共鳴している。

    そんなベンの姿が見れてよかった。
    山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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