武道館の隣にある近代美術館でベーコン展をやっているので、前からシガー・ロスの日に行こうと決めていた。場所が近いからというのは無論大きな理由だが、ふたつのアーティストを一日で観るのはとてもいいように思えたのだ。結果、その考えは正しかった。
シガー・ロスのライヴ中、その前に観たベーコンのイメージが何度も頭を横切った。
両方のアーティスト共、性的なマイノリティであることが表現に強い影響を与えている。それがふたつのアーティストの表現の核になっている、とか言うと頭の悪い評論家みたいで嫌だが、本当にそう思うのだから仕方ない。
シガー・ロス、まだ公演があるので多くは書けないが凄かった。