Of Montreal@O-WEST、ご機嫌すぎ
2014.01.29 11:11
昨日、5年ぶりに来日したオブ・モントリオールをO-WESTで観た。
これがまた笑みが止むことない、素晴らしく楽しいライヴだった。
特にフロントマン、ケヴィン・バーンズのはじけっぷりが素敵で、途中、上半身裸になり、立派な腹筋を見せびらかしては、そのあと衣装替えするなど、とにかく終始テンション高く、スター性と変態性がいい感じで絡み合った独特なカリスマを発揮しまくり。
音楽も素晴らしく、デヴィッド・ボウイかと思えばアバになり、ビーチ・ボーイズかと思えばプリンスになる、みたいにサイケからカントリーからネオアコからディスコまで豹変していくさまは鮮烈。
磐石の演奏力でオブモンのカラフルな世界観を完璧に再現していた。
昨年12月頭にニュートラル・ミルク・ホテルの奇跡の初来日を観たわけだが、連続して、エレファント6周辺バンドのライヴを今、日本で観るのは変な感じ。
NMHのときも思ったが、昨日のオブモンを観て、”粗削り”で”ミニマル”であるという価値観がインディ界の主流にあった時代、彼らが極めて浮いていた存在だってことを改めて思い知らされた。
そんなオブモンは、今日大阪、明日名古屋でやって、明後日また東京に戻ってくる。
http://www.ele-king.net/event/003337/#tiger
迷っている方がいれば、観に行くことを強くお勧めします。(内田亮)