そして、ベイビーシャンブルズの6年ぶりの新作『シークエル・トゥ・ザ・プリークエル』も本日店頭に並んだ!
ピート・ドハーティがベイビーシャンブルズを復活させて完成させたこのアルバムは気の合う連中と再びつるんで音楽をやれるピートの感動と同時に、彼の類稀なソングライティングの才能が光る1枚。
個人的には、80年代、90年代、Creation、Cherry Red、Rough Tradeあたりから出ていた素朴な歌ものUKインディーズを彷彿とさせる曲が多い気がする。
これも、また絶対に聴いて欲しい1枚。
“ナッシング・カムズ・トゥ・ナッシング”のPVも素敵。
既存の映像をコラージュした作りで、ピートが実際にこのアルバムのプロモーションのために動けているのかどうかを疑ってしまう内容ではあるが、「無は無にしかならない」と哀愁溢れた歌をバックに、ベイビーシャンブルズの“陽”にスポットが当てられた仕上げはかなり感動的である。
ロッキング・オン10月号にピートの(ちょっと痛々しい)最新インタヴューが掲載されているので、こちらもチェックして欲しい。
とにかく注目の作品が3枚も本日店頭に並んだわけなんで、レコード屋に行かないわけにはいかないだろう。(内田亮)
ベイビーシャンブルズ『シークエル・トゥ・ザ・プリークエル』も本日発売!
2013.09.04 12:10