現在発売中のロッキング・オン9月号では、ハイムのインタビュー記事を掲載。
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「最新作は自由を抱きしめるということに尽きる。『私は私を生きてるんだ、他人に自分の生き方を指図されたりしない』っていう気持ちだった」
「今の発言ちゃんと載せてね? 記事にしていいよ!」
これは、今回初めてミュージック・ウィーク誌の巻頭記事を飾るにあたってエスティ・ハイム(Vo/Ba)が意見を述べているところ。彼女とその妹たち、ダニエル(Vo/G)とアラナ(Vo/G/Key/Perc)が、自分たちのバンドをどう語るかについて、アイデアを思いついたのだ。
「ハイムは自分たちで曲を書き、自分たちで楽曲をプロデュースしている。そしてなんと驚くことに、自分たちで演奏しているのだ!」。そしてアラナが割って入り、「こんなことが見出しになるなんておかしいけど、もしどうしても見出しにしたいということなら……」と言うと、エスティが「どうぞ!」と芝居がかった声を上げ、妹の発言を締めくくる。「しかもそれを……」とここで溜めてさらなる劇的効果を演出してから、「記事にしていいよ!」とアラナが言った。
我々は、07年の結成以来ハイムが直面してきた幾多の大きな困難について話している。そして彼女たちが語る言葉を、これまで彼女たちの実力を疑ってきたすべての人たちに対する巨大な中指として解釈せずにはいられない。
「楽器を自分たちで弾いてないと思われるのってマジでムカつく」とアラナが率直に言う。「ホント最悪」。ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーで育った子どもの頃から音楽をやってきたこと、そして言うまでもなく、これまで録音された作品が紛れもなく彼女たち自身のものだという事実を考えれば、そうした主張にはあまり説得力がないように思える。(以下、本誌記事へ続く)
ハイムの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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